できること
操作はメニューバーから「セッションを開始」するだけ。あとは HearCat が両方の声を聞き分けて、読める記録に変えていきます。
マイクの声は「自分」、通話相手など Mac から出る音は「相手」。発言が確定するたび、時刻と話者付きで記録に追記されます。
文字起こしと同時に、会議の音声も保存します。無音が5分続けば自動で停止するので、録りっぱなしになりません。
話している最中の暫定テキストは、ライブ画面でリアルタイムに確認できます。記録ファイルには確定した発言だけが残ります。
セッションを止めると、オンデバイス AI が話題ごとの要約を自動で作ります。Claude Code や Codex にワンクリックで任せて、精度を上げることもできます。要約は Apple Intelligence が有効な Apple Silicon 機のみ。
エコー除去と入力感度の調整で、スピーカーから出た相手の声を「自分」と拾うのを防ぎます。感度は自動でも手動でも。
開始/停止・録音・文字起こし・履歴・設定にホットキーを割り当てられます。他のアプリを使っている最中でも 1 発で呼び出せます。
整理と検索
セッションはひとつのグループにまとまります。名前で見つける、本文で探す、時刻から聴き直す — すべてこの Mac の中で完結します。
開始した時刻に入っている予定の名前が、そのままセッション名になります。Google アカウントの予定も対象です。
会議やプロジェクトごとに、セッションをグループへまとめられます。保存先のグループは開始時に指定もできます。
キーワードひとつで、セッション名・文字起こし・要約の本文まで、グループをまたいで検索できます。
AI と使う
HearCat の記録は、AI がそのまま読めるただのテキスト。Claude Code などの AI アシスタントに読ませれば、会議の流れを踏まえた受け答えを、その場で手伝ってもらえます。
プライバシー
録音・文字起こし・自動要約は、既定で音声もテキストも外へ送りません。社外秘の会議でも安心して使えます。任意で使うエージェント要約だけは、あなたが同意するまで何も送りません。
文字起こしは macOS 内蔵の音声認識で行います。音声がインターネットへ送られることはありません。
要約は Apple Intelligence によるオンデバイス処理。外部の AI サービスには接続しません。
外部の AI に頼む高精度な要約は、使うと決めた人だけの機能。あなたが同意するまで、何も送信しません。
記録はすべて自分のライブラリ内に保存。閲覧も削除も、いつでも自分の手でできます。
インストール
システム音声のキャプチャに安定した署名が要るため、各自の Mac で自分の証明書を使ってビルド&署名します。所要時間は数分です。
~/Applications へのアプリ配置、CLI の ~/.local/bin/hearcat への配置までまとめて行います。Xcode 開発者ツールが未導入なら、途中でダイアログが出るので「インストール」を押します。macOS 26 以降 — 文字起こしには macOS 26 の音声認識機能を使用します。
Apple Silicon 搭載 Mac — 要約機能は、Apple Intelligence が有効な環境で利用できます。
Xcode 26 — ビルドに必要です。App Store から入れておいてください。
Apple Development 証明書 — Xcode の「Settings → Accounts」から Apple ID を追加すると自動で作成されます。システム音声の取得にはこの署名が必要です。
導入と同じコマンドをもう一度実行すると、最新版に入れ替わります。
AI エージェント連携がうまく動かない、macOS のアップデートで挙動が変わった、など何かおかしいと感じた時も、まずこのコマンドの再実行をお試しください。